ルーツ探し4

前回の続きで少し話がそれる。

 

「養子輸出」とな?

(´ヘ`;) う~ん・・・

それを聞いてわしが思い出したのは、

童謡「赤い靴」だった。

http://www.youtube.com/watch?v=kcsca5yEAM4

http://j-lyric.net/artist/a00126c/l01326d.html

--------------------------------------------------------------

これを知らん人はあんまりおるまい。

それはまあどうでもいいとして(`ー´)イヒヒ

ガキンチョである時分から、

「ちょう物悲しい歌やな(´Д`|||) ドヨーン・・・。」

「気分が滅入ってしまう( ̄_ ̄|||) どよ~ん」

などと思っていた。

まだ貧しい時代の日本が外人に幼児を

売っぱったのやろう・・・。

--------------------------------------------------------------

ググってみたら、全く誤解であったと判明した。

この歌詞にはどうも、モデルがいるそうな。

その名を「岩崎きみ」という。

貧しい両親が、一家の食い扶持を減らすため、

泣く泣く(;へ:)、教会の宣教師に預けたらしい。

--------------------------------------------------------------

人身売買云々の話ではなかったのは

ほっとしたのだが、この話には続きがある。

「岩崎きみ」ちゃんは海外には行ってない。

宣教師に預けられた後、

当時不治の病とされた「結核」にかかった。

「結核」は感染する疾患であるし、

数十日に渡る船旅に耐えられるわけがない。

宣教師も仕方なく、「岩崎きみ」ちゃんを

孤児院に預けて帰国した。

その後、「結核」により9才で亡くなった。

------------------------------------------------------------

きみちゃんの実母はそれを知らないまま、

昭和23年に亡くなった。

いずれにせよ、悲しい話であったな。