ルーツ探し2
台湾や韓国において家系図は不可欠である。
むろん、先祖祭祀の目的もあろうが、
家系図がないとおちおち恋愛できないのである。
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なぜなら、
台湾では6親等(例 祖父母の兄弟姉妹の孫)まで、
韓国では8親等(例 曾祖父母の兄弟姉妹のひ孫)まで結婚できない。
ここで「親等」とは親族関係の遠近を示す等級のことをいい、
自分を起点にすれば、
1親等⇒父母、子
2親等⇒祖父母、孫、兄弟姉妹
3親等⇒曾祖父母、ひ孫、叔父叔母、甥姪
などがあげられ、数字が大きくなるにつれて、親族関係は薄くなる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Japanese_Kinship.svg
↑は親等相関図。
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以下、韓国を例にとって説明する。
自分から見て、例えば、ひ孫(3親等)のひ孫(6)の孫が8親等で、
曾祖父母(3)の曾祖父母(6)の祖父母が8親等である。
ただし、これらの人々は自分と同時代の人間ではない。
結婚の対象となりうる同世代を想定すると
例えば、曾祖父母(3)の兄弟姉妹(5)のひ孫が8親等である。
頭がこんがらがってきたかもしれんな(´ヘ`;) う~ん
上記の親等相関図を見ながら読んでくだされm(_ _)m
ただし、6親等までしかないがの・・・(`ー´)イヒヒ
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恋に落ちた相手が曾祖父母の兄弟姉妹のひ孫だった(((゜д゜;)))
日本人同士なら、それが何か?で済む話である。
韓国では、それがインセスト・タブーになる(((゜д゜;)))
8親等以内か・・・(´ヘ`;) う~ん
そんな遠戚(日本では法律上の親族に当たらない。)
全員を予め知っているであろうか?
http://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC725%E6%9D%A1
わしはいとこの子(5)すら殆ど知らん。
8親等にあたる人物なんて1人も知らない。
でもおそらく沢山いてるで。
考えてみてん。曾祖父母は通常8人いる。
⇒親2人、祖父母4人、曾祖父母8人である。
当時は日本の総人口が増加局面にあった。
曾祖父母の兄弟姉妹が総勢で何人いるか見当もつかん(´ヘ`;) う~ん
それのひ孫は?⇒おそらくようけいてるはず。
日本ではお互いにそれを認識することはないやろがな・・(`ー´)イヒヒ
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韓国では、恋に落ちた相手が8親等以内なら
結末は別離しかない(〒_〒)ウウウ
だから家系図が不可欠なのである。
本気になったら家系図をチェックしとかんと悲劇 が起こるやんか。
DNAが全くの赤の他人に比べたら共通するものがあろう、
それゆえ、ダメなのにも関わらず惹かれ合うこともあろう。
まさにメロドラマの世界に突入である。
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これが日本なら3親等以内(例:叔父叔母甥姪など)が結婚不可に過ぎない。
3親等以内なら、家系図がなくともだいたい把握出来とるやろ?
ここが日本では先祖に無関心でも問題が生じない理由なんやな。
(つづくまたいつか)